先延ばし癖の原因を解明




 

課題の提出や仕事の締め切りはいつも締め切りギリギリ。

今回こそは!と息をまいて課題に取り組むも途中でダレてしまう。

先延ばし癖がある人はいつも時間に余裕がなく、常に何かに追われているような感覚の方が多いのではないでしょうか。

 

ぼく自身、課題に対してスタートは切れるものの、途中でペースが落ちてしまうことが多々ありました。

 

何度も先延ばしの対策や原因を調べて最近ようやく先延ばし癖が無くなってきました。

まずは自分がなんで先延ばしをするのか、その原因を追究する必要があると感じました。

そこで今回は、まず先延ばしが起こる原因を解説していきます。

尚、本記事ではぼくがいくつか読んだ先延ばし本の中でも、科学的根拠があるものを抜粋したものとなっています。

 

先延ばし癖を治すには、はっきりと課題を特定してそれにあった対策をとることが必要です。

まずはあなたがなぜ先延ばしをする癖があるのか、原因を見極めていきましょう!

 

先延ばしの原因

まず先延ばしは、やるべき課題に対するモチベーションが大事です。

要するに「よしやろう!」という気持ちがあるものに対しては、先延ばしをしません。

例えばスマホゲームで期間1週間の限定イベントがあるとします。

あなたはそのイベントをこなすことでレアな報酬が手に入るとすれば、恐らく先延ばしをせずにすぐにそのイベントをクリアするでしょう。

 

この場合スマホゲームに対するモチベーションが高いために、限定イベントの課題を達成することができたと考えます。

では「モチベーション」とは何のことでしょうか。

ここからは先延ばしの原因を知るために、最も必要なモチベーションについての解説をしていきます。

 

モチベーションは、(期待×価値)÷(衝動性×待ち時間)

モチベーション=(期待×価値)÷(衝動性×待ち時間)で表すことができます。

要するに課題に対する期待度や価値が高ければいい。

一方で衝動性は低く、報酬を得るまでの時間が短ければモチベーションは高くなります。

こうやって数学的な式に表すと「何やら難しいこと言うのか」と思うかもしれませんが、全然そんなことはありません。

めっちゃ簡単なので、もう少し目を通してみてください。

 

ここから一つずつ詳しく解説していきます。

 

期待

期待はとにかく高ければいいんでしたよね。

期待とは簡単に言うと課題をこなす自信や、成功体験のことです。

「私だったらできる!」「以前にも似たような課題を達成できたな!」

このような状態であれば課題に対する期待は高いといえます。

 

価値

価値も課題と同様に高ければOKです。

価値とはその課題を達成したいという動機のこと。

要するに先ほどのスマホゲームを例に出すと、「レアアイテムが欲しいから限定イベント頑張ろう!」という気持ちのことです。

レアアイテムに対して価値を感じている場合は、価値を高く感じるんですね。

 

逆に報酬に価値を感じなかったり、嫌だと思っていることに対しては価値が下がってしまいます。

すごく簡単に言うと、価値は楽しければOK。つまらなければだめ。

 

ちなみに先延ばししがちな人は、義務や責任を負わされることを嫌がる傾向があります。

かくいうぼくも自由大好き人間なので、「やらなきゃ!」という義務感に駆られるとマジで何もやりたくなくなります。誰も「ぼくの自由を奪うな!」って感じなのでしょうね。

 

衝動性

衝動性と先延ばしには関連性がかなり高く、非常に重要な要素です。

衝動性は目先の欲求に負けて今やるべきことをおろそかにしてしまうこと。

例えば、勉強しようと机に座ったら漫画が目について漫画を読んでしまう人、このような人が当てはまります。

 

現在を重く見て将来を軽く見る傾向があるため、先延ばしをしがちになってしまうのですね。

衝動性が強い人は欲求が強く、警戒心と慎重さにかけ、将来のことを考えることが苦手というデータもあります。

もう一度言います。

衝動性は先延ばしとの大きな関連があります。

 

待ち時間

課題の締め切りが遠いほど、先延ばしをしてしまい、締め切りが近づくほど先延ばしをしにくくなります。

先延ばしといえば夏休みの宿題。

先延ばし癖のある方々は夏休みのラスト3日にはものすごい集中力を発揮して、宿題を終えたりしていませんでしたか?

これは課題の締め切りが近づいたためです。

締め切りが近いことに関してはモチベーションが高まり、締め切りが低いことに関してはモチベーションは下がります。

 

改めてモチベーションについてまとめると、

モチベーション=(期待×価値)÷(衝動性×待ち時間)

このように表すことができ、モチベーションが高ければ先延ばしはしにくくなります。

 

先延ばしをしてしまう時の具体例

先延ばしにはモチベーションが必要で、そこに論理式が成り立つことは分かったかと思います。

ここからは実際に先延ばしをしてしまう時のパターンをいくつか見ていきましょう。

 

理想のイメージを描く

「成功している姿、あなたの理想のイメージを描きましょう!そうすれば必ずあなたは成功します!」

これ自己啓発本なんかではよくあるフレーズですが、先延ばし学的に言うとちょっと惜しい。

理想のイメージを描く、まではいいんです。

でもこの先に何もしなかったら、課題を達成した感覚に陥ったり、課題の締め切りが遠い未来のことのように感じられたりして、しろ逆効果

行動に移さなくなります。

 

大事なのは理想のイメージを描いた後。

理想のイメージと今のあなたのギャップを明確にします。

その中で「課題を達成するためあなたにとって必要な事を明確にする」

この作業が大事なんです。

今のあなたにとって必要な事がわかれば後はやるだけですからね。

やることを具体的に認識できている状態では、先延ばしは起こりにくい。

 

 

目的があやふやになる

目的があるからこそ課題をやる必要があります。

例えば収入を増やしたいから、専門の資格を取得するとします。

ここでの目的は収入を増やすこと。

 

資格を取得すること、は収入を増やすための手段でしかありません。

 

 

しかし、先延ばしをする傾向がある人は、収入を増やすという目的を見失いがちです。

そして手段である「資格を取得すること」を目的にしてしまうことさえあります。

 

これ何が危険かというと、「収入が増える」ことに関しては誰でも嬉しいですよね。

でも「資格を取得すること」に関してはそこまで別に嬉しく感じなくないですか?

ただ資格を取得しても意味はないですからね。

 

人間は単純な生き物で、嬉しいことに関してはやる気が出ますが、どうでもいいことに関しては、やる気が出ません。

しっかりと課題に対してあなた自身で意味づけすることが大事。

だからこそ「収入を増やす」という目的を忘れないようにする必要があるのです。

 

現在地がわからなくなる

課題によっては達成までに数か月以上もかかる長いものがあります。

そうすると今自分がどの地点にいるのかわからなくなります。

先ほどの例を使うと、

「資格を取得するというゴール地点があって、その中で自分が今どのあたりにいあるのかわからない」

ということですね。

 

モチベーションはだんだん低下していきます。最初は勢いよく勉強を始められても、だんだんやる気は低下してしまうもの。

でもこの時自分がゴールまでの道筋のどこにいるのか、これがわかるだけでまたモチベーションは上昇させられます。

試験の合格点が60点だとすると、今の自分の実力で何点くらいとれるのかを把握するということ。

仮に今自分が過去問で40点取れたとすると、あと20点取れれば、試験には合格するわけです。

 

そのように考えられればとるべき戦略も見えてきますよね。

「今自分はこの分野が理解できていないから、ここを勉強すれば20点は上げられる」というように。

時間不一致が起こる

「時間不一致」聞きなれない言葉かもしれません。

簡単に言うと、同じことでも将来ならばできそうだと感じること。

例えば、「今は課題やる気が起きないからゲームしてからやろうっと」このような経験をしたことは誰しもあるのではないでしょうか。

まさにこれ、時間不一致が起こっています。

ゲームをした後の自分ならやる気があるという前提を元に先延ばしをしているわけですが、そんな根拠は全くないわけです。

このセリフには「今はやりたくないけど、将来の自分なら大丈夫でしょ。」という願いが隠されています。しかしご存知の通りそんなに簡単ではないのが先延ばしです。

 

根性論のようになってしまいますが、とにかく行動してみることが大切。最も良いアイデアは作業をしている過程の中で出てきます。

また、意欲がわかないことは難しいことで合ったり、難しく考えすぎて手を付けられなかったり、することがあるでしょう。

その中でもまずは簡単で、できそうなことから始めてください。

 

今それをやる必要がない

モチベーション=(期待×価値)÷(衝動性×待ち時間)

上記の式でいう「待ち時間」、要するに締め切りがかなり先にある場合ですね。

1日1時間の勉強を1ヶ月すれば合格できることに対して、半年も前から勉強する必要は全くないわけです。

このように今やるべきことじゃないことに対してはやらないというのも一つの手なわけです。

 

 

先延ばしをする人は完璧主義?

良く先延ばしをする人は完璧主義が多い、という論がありますがどうやらこれには科学的な根拠は今のところないようです。

ぼくも自分が完璧主義だから先延ばしするのかなと考えていたけど、どうやらそうじゃないみたいです。

この理屈は完璧主義の人はゴールの理想像が高いけど、実際にはそこまでやれないから、嫌なものととらえてしまい、先延ばししてしまうというものです。

 

なんだか理屈はそれっぽいですよね。(笑)

だからぼくもその説を信じていたのですが、今のところ根拠はないようです。

 

ある話によるとセラピーを受けに来る人の中で、完璧主義でかつ先延ばし人間が多かったようです。

だから先延ばしと完璧主義には関連性があると考えられていたみたいですが、そもそも完璧主義じゃない先延ばし人間はセラピーを受けに来ないんですよね。

先延ばしすることにそこまで罪悪感を感じていないから、別にいいやって感じなのかもしれません。

 

まとめ

先延ばしの原因を追究していくと本当に大事な事は以下の二つだと気づきました。

先延ばしを解決するために必要なこと
  • 衝動性をおさえること
  • 自分にあった目標管理やタスク管理をすること

 

この2点を抑えられれば先延ばしはかなり防げます。

しかし先延ばしはその人の性格に関連するかなり厄介な癖だと、僕は認識しています。

正直なところこの記事を読んだくらいで、先延ばしが治るとは到底思えません。

 

先延ばし癖解決法

先延ばし癖の治し方 実際に試して効果があったもの

2021年4月18日

だからこそこちらの先延ばし対策の記事も参考にして、

自分が実際にどんな行動に移すのかを明確にしてください。

そうすることで本記事にも価値が生まれるかと思います。

 

1人でも多く、先延ばし癖を克服できることを祈ります。

 

参考書籍

 




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